文字起こしの仕事の手順を公開! クラウドソーシングで文字起こしをやってみる

はじめまして。うしがらタイガーと申します。
文字起こしの仕事を2018年3月から始めました。

地味かと思いきや、私のような言語大好き人間には、これがなかなか結構楽しい仕事で…
生活ががらりと変わりました。

うしがら
うしがら

きっと私のような趣向の方が他にもいるはず!
文字起こしの仕事の楽しさを伝えたい!

…と思いまして、実際に仕事をしてから分かったこと、これから文字起こしを始められる方に役立つ情報を書いてみたいと思います。

注:世の中では「テープ起こし」という言葉が一般的ですが、現実にはテープ音源はほぼなく、動画や音声ファイルから起こすことが多いので、このブログでは「文字起こし」表記といたします。

【2020/7 追記】筆者は現在、文字起こし会社から受注する仕事をメインとしております。

スポンサーリンク

クラウドソーシングにおける募集の実態

まず、文字起こしの仕事を得やすいところといえばクラウドソーシングサイト。
ランサーズ、クラウドワークスが2大大手という印象ですが、その募集実態はご存じですか??

誰にでもできて、スキマ時間にできる?

クラウドソーシングサイトで文字起こし案件を検索すると、こんな募集が出ています。
よくあるタイトルはこんな感じ↓

【未経験可】【スキル不要】【スキマ時間に!】【単純作業】

これ、はっきり言って嘘です。少なくとも、仕事を受ける側の感覚では嘘だと思います。なぜなら……

作業時間=音声収録時間×5倍以上、なのに衝撃の時給

この作業時間の事実、案外知られていません。びっくりするくらい知られていません、ほんとに。

少し前に、とあるクラウドソーシングサイトで募集が出ていた案件・・・
60分のインタビュー音源:報酬1134円」です。
計算してみてください。分単価18.9円ですよね。作業時間の分単価ではなく、音源に対する分単価です。

さらにここから2割がシステム手数料で引かれるので、手取りは907円

私の場合は見直し工程が多いので、60分の音源を納品するまでの作業時間は平均8時間くらい。

時給換算、衝撃の113円\(^o^)/オワタ

まあこれはちょっと極端な例ですが…
一般的に見ても
60分3000円の案件で手取り2400円
60分5000円の案件で手取り4000円
くらいが多い印象です。60分5000円はまあまあいい方だと思います。
これなら5時間ぐらいで終わるように頑張れば……800円くらいの時給になりますからね……(遠い目)。

その辺にパートに出たほうが稼げるわ!と言われてしまうゆえんはこんなところでしょうか。

実際のところ、文字起こしの作業とはどんなものなのか

①文字起こし作業の前段階:依頼者とのやり取り

①-0 応募する(クラウドソーシングの募集に応募する場合)

※クラウドソーシングの基礎知識
クラウドソーシングサイトにおける文字起こし案件は、
クライアントが仕事の概要を掲載
→それを見たワーカーが納期と報酬を決めて応募する
パターンが多い(ランサーズではプロジェクト形式と呼ばれる)。
クライアントは予算や過去の評価を参考にして、応募された中から誰に発注するかを決める。

案件の説明を読み、自分にできそうかどうか(納期や能力や知識的に)、他の人よりも私に頼むとこんなアドバンテージがありますよ!とアピールできる案件かどうかを判断します。

音源内容のジャンルが書かれていない場合はちょっと躊躇しますが…親切な方ですと質問すれば教えてくれることもあります。質問NGと書いている方がたまにいらっしゃいますが、後々密に連絡を取りたい私は、そういうクライアントさんには応募しません。

その他、提案文やプロフィールのコツは別記事にまとめていますので、よろしければこちらを。

①-1 依頼が来るので、音源ファイルのやり取り&金銭的手続きを済ませる

★音源ファイル・資料の受け渡し
問題なく開けるか確認して、一言連絡します。

★金額の最終確認、仮入金をしてもらう
注意!!クラウドソーシングサイトでは金額をメッセージに記載する際、
税込or税抜、手数料込or抜をよく確認して明確に記載してやり取りしたほうがいいです!!
また時々、作業時間1分あたりの金額と勘違いして時給制で発注してくる人がいるので、音源1分あたりというのも明示したほうがいいです!!

私は「音源1分あたり○○円(税込・手数料込クライアント様お支払金額)ですので、△分ですと○○円/分×△分=☆☆円(税込・手数料込クライアント様お支払金額)です」と、ちょっと冗長ですが書くようにしています。

さらにランサーズが面倒なところは、依頼画面の金額欄に「税抜・手数料込」の金額を書いてもらうこと…
ランサーズに不慣れなクライアント様には、ここも念のためご案内しています。

※手数料はクライアントからではなくワーカーからもらっているとランサーズは主張していますが
(ランサーズの支払い管理ページは、一旦ワーカーに全額が渡されたところから手数料を差し引いているような表示になっています)
実際のところワーカーの手元に残るのは手数料が差し引かれた金額なので、手元に来る前にクライアントが払った手数料が除かれているというイメージです。あまりワーカーが払っているという印象はありません…。これについては何年か前に、手数料の2割というのがクライアント支払金額に対する2割なのか、ワーカーの手元に来る金額の2割なのかというところが分かりづらいという議論が出ていたことがあります。
実質、クライアント支払金額に対する2割が引かれたものがワーカーの手元に来る金額です。
(現金として手にするまでには、そこからさらに振込手数料が引かれますが)私は上記のように「税込・手数料込クライアント様お支払金額」と明示することで、「ここから手数料2割を引いたらあまりに安すぎるので、もう少し上乗せしますよ」とご配慮いただけたこともあります…ありがたいです。
そして、エスクロー(仮入金)されてから着手するのが鉄則です!!
これより先に着手した場合、納期時点で未入金で納品できない等の場合に、運営に相談すると注意されますよ…(実体験)。

②ようやく文字起こし作業

1.音源ファイルをダウンロードして、一通り書き起こす

私の場合
分からない言葉はとりあえず〓や●の記号を入れて、とにかく脇目も振らずに最後まで一通り書き起こします
固有名詞もあとから置換することにして、何らかの統一した表記にしておきます。
無音や雑談で起こさないとされた箇所だけタイムコードを入れておきます。
○分おきにタイムコードを、という案件でも、この時点ではまだタイムコードを打ちません。

10分の音源あたり、作業時間は40~60分くらいでしょうか。
幅があるのは、話者の人数・周りのノイズ・マイクまでの距離・自分が詳しい分野かどうかなどによって作業のしやすさが違うからです。

ちなみに今のところの私の最速記録は、20分の音源を1時間15分で一通り書き起こした時です。音源10分あたり作業時間35分くらい。
ただし、とてもクリアで、板書が多くてその間しゃべらない音源で、自分が詳しい分野の話で、しかもケバ取り仕様(ケバ:間投詞「あー」「えー」や、口癖など、なくても意味が通る言葉)でした。

大体の音源は雑音が入っていたり、録音時のレコーダーの置き場所の関係で、すごく小さい声でしか録音されていなかったり(そういう場合に限って、笑い声だけやたら大きい…)と、なかなか一筋縄ではいきません。

この一通り書き起こすところまでで、作業全体の半分(かそれ以下)という感じです。
このあとの校正工程が長い。

2.聴き取れなかったところを何度か聴き直して推測する(速度調整やイコライザ調整、前後の言葉をヒントに検索するなど手を尽くす)

速度は50%ぐらいと120~150%ぐらいと、速める・ゆっくりにするを両方試します。
案外と速めたほうが聞き取れることが少なからずあり、不思議です。

あとは聞き取れない部分を途中から再生すると、違った角度から聞こえて手がかりになることが多いです。
「あたりろてきな」としか聞こえなかった箇所を「…ろてきな」と再生したら、「ひょてきな」と聞こえて「まあ、代表的な」と判明したことがありました。

雑音が終始かぶって聞き取れない部分がある場合にはイコライザ調整などで欲しい音を強調できるか試します
ExpressScribeでは
オプション→再生
自動音量調整(レンジ圧縮)
低音のカットオフ周波数
あたりをいじってみたり、
ファイル→音声の特殊処理で出る3要素をいじってみたりすると解決することがあります。

これらを調整するといきなり音量が大きくなったりするので、音量抑えめでお試しください…!!

その他、知らない言葉は関連した内容のウェブサイトを探して検索の手がかりを得たり単純に聞こえたままの音で検索すると出てくることもあります。

思い込みで決めつけて間違った情報を記載するのが最も避けたいことなので
少しでも確定に疑義がある場合は納品時に連絡
したり、不明処理で納品しています。

3.仕様書に書かれたとおりに体裁を整える

フォントの種類
全角・半角(カッコなどの約物について仕様の指定がある場合は特に注意)
タイムコードの体裁、打つ箇所
wordならば余白などの設定
不明処理の記載方法などなど

これが最も基本的で信頼関係構築に重要な箇所だと思っているので、間違いのないように一番神経を使うところです。
「全角か半角かとか、こんなの意味が通じればどうでもいいじゃん?」という方は要注意です。
偉そうで申し訳ないのですが、おそらく文字起こしの仕事に向いていません。

4.表記が正しいか確認(記者ハンドブックに則っているか、表記ゆれがないか)

こちらも神経を使うところ。

ですが…場合によっては記者ハンドブックの表記がかえって分かりづらい部分もあります。
あまり記者ハンドブックの内容を知らないクラウドソーシングのクライアントさんには
「この書き方はあんまり見かけないけど…」と思われそうな表記も混じっていますよね。
(特にカタカナ表記の部分。話者の方が「アイディア」と言っているのに「アイデア」と書くときの違和感。「テッシュペーパー」と言っていた祖母を思い出します…)

そういうときには、あまり記者ハンドブックにとらわれすぎず、その都度「クライアントさんはこれで読みやすいのかな?」というところに気を配り、必要に応じて納品時連絡で「記者ハンドブックでは○○という表記ですが、意味が通じにくいかと思いましたので△△といたしました」とお伝えしています

(文字起こし会社のように記者ハンドブックの内容を熟知した方に納品する場合は、もちろんハンドブックの表記優先です)

5.起こし抜けがないか確認(特に、他の発言とかぶって小さい声で録音されている場合)

座談会などで他の人の発言中に発言がかぶさるような場合には、1回目で起こし抜けてしまう箇所がありますので(私の場合だけかもしれませんが)、これらを2回目以降の確認工程で拾います。

6.ケバ取りの場合、どこまでをケバと見なすか(口癖など)全体を眺めて考え直す

口癖をケバと見なしてある程度削除、という仕様の場合に最も時間がかかる工程です。
削除するだけでは文のつながりがおかしくなるので、少し考えて(しかも単調にならないように)補う必要があるからです…!

今まで出会った面白い口癖は
・ほぼ全ての文末が「~というわけです」
・3回に1回ぐらい、文節の最後が「~した中で」
・逆の内容じゃないのに「逆に」で発言を始める
・「というような感じの部分もあったりというふうな場合もあるのではと思ったりもしますが」のように、断定したくないあまり訳の分からない言い回しになっている

などなど。緊張しがちな会議・講演系で特に顕著な気がします。
話者の方もうまく話すのが大変なんだろうなと思うことにしていますが、ケバと見なして削除して、つながりがおかしくならないように直す私も結構大変です笑。

7.連絡事項とともに納品

(先ほどの)表記で検討した点や
不明点
固有名詞について(検索してこのページの表記を参考にしました、など)

あとは発言者が明らかに間違った情報を口にしている場合も、念のためご連絡しています。
ここまで来ると校閲の仕事の範ちゅうですね。

8.検収に問題なければ音源と書き起こしファイルを消去、その旨を連絡

次回もお願いします!のようなことを評価ページやメッセージなどに書いて、終わりです。
ファイルを消去した旨をご連絡するとより安心していただけます。

 

…以上です。
こう書いてみると、世の中的にイメージされる、イヤホンをしてキーボードを叩くという
純粋な文字起こし作業部分は本当に少ないです。
(※ちなみに整文案件だと、この他にリライトの時間もかかります。)

私は心配性なのもあり、少なくとも3回は全体を通して聴きなおしたり読みなおしたりするので、何だかんだ時間を費やしてしまいます。

というわけで、結論として
最初に示した【未経験可】【スキル不要】【スキマ時間に!】【単純作業】だとは、とても思えません

クラウドソーシングをうまく使う

クラウドソーシングの良いところ

どっぷりつかるのではなく、自分の役に立つように使わせていただくことを考えます。

実績を作れる

実は、文字起こし会社に登録しようかと思って、いろんな会社の募集要項を調べたことがあります。すると、1年以上の文字起こし経験を条件にしているところがほとんど。
または、その会社がやっている文字起こし講座(もちろん有料)の修了が条件だったり…

だったら、多少単価が安いとしても、お金をもらいながら経験を積めた方がいいなあと考えました。

クラウドソーシングはあまり厳しく経験を問われることがないので、易きに流れるわけではないのですが、この点取り組みやすいです。納品したものがきちんとしていれば、経験があろうがなかろうが大丈夫です。

なんといっても文字起こしは、自主トレの素材には事欠きません。ラジオやテレビ番組(特にバラエティ番組が難しくて最適です)、自分の知り合いに頼んで雑談を録音させてもらったものなど、何かしら書き起こしてみるのが経験にも練習にもなります。

参考:
(関連記事)
文字起こし技能テストの受験体験談はこちら

文字起こし技能テスト

テープ起こし検定試験

テープ起こし技能検定

自分のスケジュールに合わせられる

クラウドソーシングは、自分から応募しなければ(基本的に)仕事は来ません。
リピーターの方やプロフィールで探して直接依頼してくださる方が出てくると、そうもいかなくなりますが…
(始めて3カ月ぐらい経った頃から、プロフィールを見てくださった方からの直接受注が増えてきました。そのため(ありがたい話なのですが)休みたいときに休めない事態が時折発生しています。
私は今のところ体調を崩さない範囲で、少し無理をしながら受注するという方針にしています。)

受注できるかどうかのステータスをプロフィールに表示できる機能があるので、忙しいときにはその旨を表示しておけばいいと思います。

クラウドソーシング以外の受注方法で
例えば文字起こし会社(反訳会社、テープ起こし会社などと名乗る会社もあります)のスタッフに登録するとか、個人でサイトを作って受注するとかだと、自分の都合の悪いときに仕事が来てしまう可能性が高くなります。
実家に帰省するとき、家族が休みで一緒に過ごしたいとき、体調の悪いときなど。
理解のある発注者ならこちらの都合も考えてくれるかもしれませんが…そうとも限りませんし。
(幸いに、今登録している文字起こし会社様にはこちらのスケジュールを逐一伝えられる手段があるので、美容室に行ったり実家に帰省したりするときに助かります)。

ちなみに私の場合、ランサーズを始めて3カ月ぐらい経った頃から、プロフィールを見てくださった方からの直接受注が増えてきました。指名してもらえたのがうれしく、はじめは多少安めの案件でも受注していたのですが、休みたいときに休めない事態が時折発生していました。
ただその後3カ月ぐらいで文字起こし会社と契約したため、そちらとの兼ね合いを考えて単価がお安めの案件はお断りすることにしたところ、ワークライフバランスがちょうどよく保てる仕事のペースになりました。

仕事をしたのにお金が入らないという心配があまりない

ランサーズでもクラウドワークスでもシステム利用手数料が2割取られると書きましたが、この2割のおかげで、仕事をしたのに報酬が受け取れないということが起きづらくなっています。
クラウドソーシング会社が仲立ちになって、発注がかかった時点でクライアントから報酬を預かり、納品して検収が終わった時点でワーカー側に渡してくれる仕組みがあるからです。この仲立ち分の手数料なんですね。

ただ、あまりない話だとは思いますが、クラウドソーシング会社自体が倒産したらどうなるかということはわからないので、ある程度報酬がたまったら、早めに自分の銀行口座に払い出しておいた方がいいのですが。

それでも、個人の方と丸腰で取引するよりは安心かなと思います。
請求書や領収書をシステムが発行してくれるのも、なにげに手間が省けている部分ですし。

評価が目に見える

あるワーカーが何件仕事をし、クライアントからどのような評価を受けているかは公開されています。

評価の内容は★の数で表されるほか、丁寧なクライアントさんだと「こちらの意図をくみとって適切な提案をしてくれました」とか「同様の案件があったらぜひお願いしたいです」など、コメントもつけてくれます。

これらはなによりモチベーションの維持につながりますし、たとえ受注件数が少ないうちでも、これらのありがたい評価で一定の信頼を獲得していれば、報酬が高めの仕事でも受注しやすいという実感です。

発注側に対して、ほかの発注者から示された客観的な指標がある仕事形態は、クラウドソーシングだけではないでしょうか。

クラウドソーシングのクライアント(と案件)を見分ける方法

真っ当なクライアントとは

世の中では悪い噂が先行するクラウドソーシングサイトにも、真っ当なクライアントがちゃんといます。感覚的には半分くらいでしょうか……? 少ないですが。

真っ当なクライアントは、大抵文字起こしの作業経験者で、どれだけ時間がかかるか、どんなに集中力が必要かわかっていて、正当な報酬をくださるのです。
そしてこちらが丁寧な仕事をしたことも見抜いてくださるので、きちんと丁寧な仕事をすれば、「同様の案件があったら指名しますね」と言ってくれることもあります。

■今まで出会った真っ当なクライアントの特徴
・過去の評価が★5つかそれに近い
・発注率が100%に近い
・ワーカーからの評価内容が良い
・仕事詳細がわかりやすい(どんな作業なのか、何の分野の音源かイメージできる)
・質問するときちんと答えてくれる
・予算が常識的範囲内
※「相場がわからないので相談」と書いている場合、予算がすばらしく低いか、本当に相場が分からないか、どちらかです。本当に分からない人の場合、作業工程を説明して真っ当な報酬で提案すれば、それでお願いします!となる場合もあります。

要注意のクライアントとは

■今まで出会った要注意クライアントの特徴
新規アカウント
毎度その募集をかけるためだけにアカウントを作り、存在しない仕事を書いて募集して、応募してきた人にお断りのメッセージを送る…と見せかけて、外部の怪しいサイトに誘導してくる悪質な人もいます。
さも作業が簡単そうに見える言葉を案件のタイトルに出しているクライアント。
【未経験可】【スキル不要】【スキマ時間に!】【単純作業】など。
・仕事量の割に予算が安いクライアント。←作業内容を理解していない
・依頼詳細にやたらと注意事項が多いクライアント。
「安さ重視、正確さ重視」「納期厳守」「細かな修正にも対応してくださる方」「途中で放棄しない方」など。
※ちなみにさっきの激安案件で検証すると
タイトルには【スキル不要】の文言あり
詳細には「納期厳守」「細かな修正にも対応してくださる方」「途中で放棄しない方」の記載あり
と、結構当てはまっています。

自分は真っ当な報酬をもらえるだけの仕事ができるか

以上を踏まえて、予算がまともなクライアントさんを見つけた。過去の評価を見ても、問題なく仕事ができそうな人だ。さて、応募しようかとなったときに、

自分が正当な報酬に見合うだけの仕事を提供できる自信がないと、つい提案する単価を安く設定してしまったり、あまり良いお付き合いのできなさそうなクライアントさんの案件に応募してしまったりしがちです。

文字起こしに限らず、フリーランスでやっていくには、自分を高く売り込めるだけのスキルと自信を持つことが必要なんだと、日々実感します。

逆に自分が頼む側だったら、高いレベルの仕事をしてくれる人に適正な報酬を支払ってお願いしたいと思います(個人的感想)。
「自分が依頼したいと思えるぐらいの技術とサービスを、自分自身が提供する」
これが、文字起こしに限らず、何の商売でもうまくいく秘訣かもしれません。

おわり。

↓こちらの記事もお役に立つかもしれません↓
★ランサーズで仕事を得るコツはこちら
★文字起こし会社などで仕事を得るコツはこちら
★文字起こし会社のトライアル受験体験談はこちら
★文字起こし技能テストの受験体験談はこちら

error: コピーお断り、ごめんなさい