ランサーズとクラウドワークスの違い

クラウドソーシングサイトはいろいろありますが、今私が登録しているのは

ランサーズ
クラウドワークス

の2つです。

どちらに登録しようかお迷いの方に役立つように、使ってみた感想を書いてみます。
*ランサーズでは「プロジェクト形式」
クラウドワークスでは「カンタン作業」カテゴリ内の「データ作成・入力」
に応募することを想定しています。

【2020/7 追記】2018年にクラウドソーシングをメインで受注していた頃の記事なので、用語やシステムなど、現在では変わっている箇所があるかもしれません。
ただし根本は大きく変わっていないと思われますので、参考になる部分があればと考え、そのまま記事を置いてあります。
最新情報は各々の公式ページでお確かめください。

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「ランサーズ」と「クラウドワークス」の違い

ざっくりと表でまとめると、こんな感じです↓

 

ランサーズクラウドワークス
受注者の呼び名ランサーワーカー
応募方法提案フォームメッセージ送信
応募時の募集詳細の表示応募フォームと同じページ内に表示される自分で別タブで開かないと見られない(2018/06/04 応募フォームと同じページ内に表示される仕様になりました)
当選者決定時当選者決定の連絡あり(自分が選ばれなくとも)クライアントが操作しないと連絡なし。募集期間が終了した旨は運営からメールが来るが、選定が済んだかどうかは契約人数を見にいかないと分からない
報酬払い出し期限なし(2019年3月15日より、180日経過分は自動払い出しになるとのこと)報酬支払確定日から約半年後
受注者からの出品システムあり:ランサーズストアクラウドワークス内にはなし。関連サイト『ワオミー』があるが、管理画面が別
フォロワーが誰かわかる人数しかわからない
表示名の文字数制限20文字12文字(半角全角問わず1文字とカウントされる)
その他クラウドワークスより単価がやや高めの案件が多い印象公的な組織からの募集がランサーズよりは多い印象

 

個人的にはランサーズが使いやすい

提案文を書くときに便利

2018年6月よりクラウドワークスでも、依頼詳細が応募フォームと同一画面に表示されるようになりました。

仕事が来るのか来ないのかわかりやすい

ランサーズは提案した案件について「募集終了しました」「当選者が決定されました」など進捗状況のお知らせをくれます。
つまり、仕事が来るのか来ないのがはっきりするので、次の案件に提案しやすい。
(時々いつまでも選定しないクライアントもいますが、そういう場合は大抵募集自体がキャンセルになります。)

クラウドワークスは応募フォームのページがあるわけではなく、クライアントにメッセージで個人的なやりとりをして応募する形式です。つまり、進捗状況のお知らせが来ない

クライアントがきちんとした人で、希望契約数に達した時点で募集を締め切り、「今回は採用を見送ります」というメッセージをくれれば良いのですが、これを怠るクライアントが結構多いのです。

案件一覧画面で希望契約数に達しているかどうかはわかるので、ここで人数を満たしていれば他の人に決まったんだと思うことにしていますが、この点であまりクラウドワークスは好きではありません。

報酬払い出し期限の有無→クラウドワークスは半年以内

(2018年10月30日追記:
ランサーズも2019年3月15日より、その時点で180日経過分の報酬は自動で払い出される仕様になるそうです。)

どちらのサイトでも、確定した報酬を手元に得るためには、各サイトで手続きをして銀行に払い出す必要があります。
払い出しのたびに手数料がかかるのですが、どちらのサイトでも楽天銀行が100円、その他の銀行は一律500円です。

(楽天銀行を経由すれば安いと思われるかもしれませんが、楽天銀行から現金で払い出すにはATM手数料など、別途手数料がかかるらしいです。ゆうちょ銀行ATMを経由すると安いらしいですが、この記事では割愛します)

つまり、生活費などで毎月お金が必要な場合を除いては、できるだけまとめて払い出した方がお得なわけです。

自分からサービスを出品できるのはランサーズ→アピールに使える

自分のできることを商品として出品できるのが、ランサーズの「ランサーズストア」です。
クラウドワークスにもワオミーという出品サイトがあるんですが、クラウドワークスとは別サイトとしての運営らしく、プロフィールなども共有できないみたいです。私は使っていません。

ランサーズストアは、もともと1日納期で500円報酬くらいのプチ案件の依頼(と引き受け)が簡単にしやすいようにという意図があって立ち上がったようですが、今では報酬の固定もなくなり、自分のできる仕事をアピールできる絶好の場所となっています。

私もランサーズを始めて1カ月くらい経った頃に、「音声からの文字起こし」と「データ入力」を出品したんですが、出品そのものの依頼はないものの、それを見た方から直接仕事の依頼が来るようになって、広告効果にびっくりしています!

ランサーズのほうが単価が高い案件が多い(個人の経験上)

クラウドワークスを退会し、ランサーズ1本に絞った理由で大きかったのはこれです。

クラウドワークスは分単価が50円~100円の案件が多く、1時間起こしても3000円~6000円。
ここから手数料2割が引かれます。つまり手取り40~80円。
駆け出しの頃だったので、1時間の音源を起こして、聞き直して、読み直して…とすると、作業時間は10時間程度かかっていました。これなら近所でバイトでも探したほうがましです。まったく割に合わないのです。

一方ランサーズは、手取り分単価が最低でも80円、一番多い価格帯が分単価120~150円。
医療系で要約までやって分単価300円という案件もあり、圧倒的に「割に合っている」感じがありました。

ただ、ランサーズでも案件に応募しているうちは単価が安めです。
単科が高い案件は、依頼者側から指名でお問い合わせいただいて、条件を相談できる案件に限られます。

でも、どちらが合うかは結局個人のお好み

全体的にランサーズ推しの記事になってしまいましたが、ネットではクラウドワークスの方が使いやすいという方もちらほら(もしかすると多いぐらい??)いらっしゃいます。

(↑webデザインなど別カテゴリの方の意見がほとんどなので、文字起こしカテゴリとはまた違う観点での評価なのかもしれませんが)

なので、当たり障りのないまとめで恐縮ですが、とりあえず両方使ってみて、両立するもよし、どちらかフェードアウトするもよし。自分に都合良く使いこなせば良いと思います。

ただ、本業として文字起こしで食べていきたい場合、次のステップを早々に目指したほうがよろしいかと思います。

次のステップとは
・文字起こし会社の登録スタッフになる
・インハウス(社内)文字起こし担当者になる
・個人事務所を立ち上げる
など。

さっきの比較表も、あくまで一意見として参考になれば幸いです。

おわり。

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