ランサーズの文字起こしで稼ぐための3つのコツ→プロフィール、提案、受注後

shake hands
shake hands

私事ながらランサーズにおきまして、2018年9月1日より認定ランサー(タスク・作業カテゴリ)という肩書きを得て仕事を受注しております。いました。
(※2020年7月現在、ランサーズは年に2回程度、お得意様からの案件を受注するのに使っています。半ば引退に近い状態です。この記事はランサーズメインで受注していたときの内容です。)

認定ランサーとしての恩恵はまだあまり感じておりませんが、ここまでのランサーズ利用で受注のコツが少し分かった気がするので、どなたかの参考になればと思い、まとめて書いてみます。

題して ランサーズのテープ起こし(文字起こし)で稼ぐコツ です。

スポンサーリンク

プロフィールのコツ つかみが肝心

まず、ランサー検索で自分がどのように表示されているのか見てみる

手始めに、受注者側だとほぼ使うことのないランサー検索で、自分がどのように表示されているのかを確認してみてください。どういう条件で検索すると、どのくらいの順位で表示されるかも確認できます。
(検索結果の表示順位はどういうふうに決められているのか、いまいち分からないのですが…)
※追記 2018/10/12に、本名公開機能がリリースされ、それをonにすることで検索順位が上がるということが公式にアナウンスされました→こちら

 

ランサー検索画面では、こんな感じで表示されますよね↓

この書き込みをした3つの要素
表示名
キャッチフレーズ
本文の表示文字数  を意識すると、受注率が上がります(個人的見解)。
どれもプロフィール画面から簡単に設定できるので、あまり意識していなかった方は以下を参考に一考してみてはいかがでしょうか。

表示名→20文字以内で、目にとまりやすいものを考える

いろいろなお仕事を手広く受注されている方も認定ランサーには多くいらっしゃいます。

が、個人的には文字起こし業一本でやっていきたいので(実際には定期的に模試校正の案件をいただくので、一本ではないのですが…)文字起こしを前面に出したネーミングにしています。

ぱっと見て、「今頼みたいこの仕事を、この人はメインでやってそうor経験豊富そうだな~」みたいな印象をクライアントさんに与えられるといいのかもしれません。

キャッチフレーズ→50文字以内で、自分のウリを書く

キャッチフレーズは、プロフィール本文を読みに来てもらうための最初のきっかけになる(と思う)ので、
ぜひ力を入れて考えたいところです。

全体的なキャッチフレーズの傾向

他の方のキャッチフレーズを拝見しますと、
・さらっと書くタイプ(「親切、丁寧な仕事で頑張ります」など)or
・コピーライターばりに個性的な印象(とはいえどこかで聞いたことがあるような…)を残すタイプ
(「人生楽しく!仕事も楽しくがモットーです」「あなたと私、一期一会のご縁を大切に」など)

に二分されている気がします。
(注:このキャッチフレーズは雰囲気を伝えるために私が作った架空のものです)

文字起こしランサーのキャッチフレーズの傾向

文字起こしだと、結構タイピングの速さをウリにしている人が多いのですが、私としては書き起こし後の校正の正確さを強みにしたいので、そこを前面に出したキャッチフレーズにしています。

ここは、自分の事業の毛色や方向性を決められる、個人事業主ならではの醍醐味といえるでしょう。
個性全開でもよし、誰にでもよい印象を与えそうな安全な雰囲気で行ってもよし。
もしかすると、一番ランサーの人となりが見える部分であるかもしれません。
ぜひ楽しんで(一度決めたからといって変えられないわけではないですし)よく考えたいところです。

本文→あいさつをぐだぐだ書かない。アピールポイントを単刀直入に書く

上記の画像を見ると分かるとおり、プロフィール本文はだいたい100文字ちょっとしか検索画面には表示されません

例えば
はじめまして。○○と申します。数あるランサープロフィールの中から、私のページをご覧くださりありがとうございます。以下に私の経歴を述べさせていただきます。
とでも書こうものなら、これで76文字です。
せっかく検索画面に表示される部分がこの没個性な挨拶では、いいクライアント様との出会いをみすみす逃しているといっても過言ではありません。

これも個性だ、見知らぬ人にはまず挨拶が肝心だ、という意見もあるでしょうが…

私は経歴から書いていますが、これまでに専門的なお仕事をされていたならばその内容を書いたり、受注件数が少ないうちは受注した仕事の内容(おおまかな内容と分数など)を書いてもいいかもしれません。
あとは、まったく相場の分からないクライアントさんに対しては、目安の単価を書くのもアリだと思います。相手の予算に合うかどうかは別ですが、価格帯がもし合えば目にとまるのではないでしょうか。

とにかく、得意なこと・自分の強みを、このプロフィール本文の最初の100文字に込めることをおすすめします。

まとめ:プロフィールは、検索画面での表示を意識する。

応募のコツ ぜひ頼みたい!と思ってもらう

応募メッセージの最初に金額・納期・納品ファイル形式を書く

あまり他の方の応募メッセージを読む機会がないので分からないのですが、皆さんはメッセージに何を書いていますか?

逆に、自分が発注側だとして、何十件も応募があった場合、どんなメッセージに目をとめて読むでしょうか?

私は自分が発注側だと想像して、

軽いあいさつ
依頼詳細に分野が明示されていて、それが自分の得意分野であればその旨を1行で軽く書く
・金額(税込クライアント様支払金額)
・納期(仮払い・音源受渡完了から○○日後)
・納品ファイル形式が指定されていなければ、wordと.txtに対応する旨
と箇条書き
この後に受注経験(○件○時間程度)、作業のアピールポイント、締めの言葉

という流れで書いています。

というのは、たぶん結局のところ、発注側が気にしているのは納期と金額だと思うからです。
あまりに悪い評価があれば避けられることもあるでしょうが、まあまあ実績を積んでいるランサーならば、はっきり言って評価ではあまり差がつきません。
それよりも納期、金額、得意な分野かどうかというところに目がいくと思うので、私はこの順で記載しています。

結果として受注に至らなくても、マイページのアナリティクスなどを見ると、応募先のクライアントがプロフィールを見に来てくれていることが多いです。見てもらって合わないと思われればそれはご縁がないわけで、まずは興味を持ってもらわないと、というところですかね…

応募者が少ない案件に応募する

これは公式にも言われていたと思いますが、かなり受注率が高くなると思います。
そもそも「実績云々に関わらず、最初に応募した人に決めます」と依頼詳細に書いてある場合もありますし、「最初に手を上げてくださった方にお願いしました」と、締め切り後にご丁寧にメッセージをいただいたこともあります。

とにかく早く依頼するランサーを決めたい!というクライアント様の場合、募集期限まで待たずに依頼先を決めることはよくありますので、本当にこれは狙い目です。

とはいえ…新しく案件が出たタイミングをどうすれば逃さないかは難しいところで…案件メルマガ、前に登録していたんですが配信が結構おそいんですよね。
結局現状では、日中は仕事があればPCの前にいるので、ランサーズのタブを開きっぱなしにしておいて、自分で設定した条件指定案件検索結果ページをちょこちょこ再読み込みして、いいのがあれば応募するということにしています。

受注後にリピーターを得るコツ その人のお得意様になる

一度発注いただいた方から継続して受注しつづけるのが、クラウドソーシングサイトの賢い使い方と言えましょう。

レスポンスはなるべく早く→返信テンプレートを作る!

特に発注決定から音源受渡・仮払い完了までは、なるべくPCから離れずに待つようにしています。
発注承諾や、音源をダウンロードして問題なく再生できることを確認したらその旨を連絡するなど、いろいろ自分が律速段階になるやり取りがあるためです。
食事の途中でも、お鍋を火にかけていても、ここが済むまでは中断してPCの前に張り付きます。
…時々、のんびりしているクライアントさんもいますので、取り越し苦労になることもありますが^^;

そして、私は受注後のやり取りについて、いくつかテンプレートを作って、都度それを改変して利用しています。
・仕様書がない場合の基本的体裁
・納品時連絡事項テンプレ
・検収終了後メッセージテンプレ
・受注終了時にメッセージをいただいた場合のレスポンステンプレ
などなど。
これらを作っておくことで、確認しわすれや打ち間違いが減りますし、レスポンスも早くできるのでクライアント様の満足度が(たぶん、少しは)上がります。

作業前・途中の不明点は、聞くか迷ったら聞く

レスポンスが遅い、メールをすみずみ読まないクライアントである、などなかなか聞きづらい場合もありますが、向こうの望まない体裁や仕様で納品しても、誰も幸せになりません。

勇気を出して、きっちり確認。鉄則です。
あまりにレスポンスのおそいクライアント様で、納期が迫っている場合は、私の場合できるだけ手間の掛かる方法で作ったファイルで納品しています。判断に困る場合は、2パターン作って両方納品など。

とにかく、納期を落とさないことと、易きに流れて手抜きをした印象を与えないことが大切だと思います。

守秘義務について明記する

私の場合、納品時のメッセージで「検収完了時点でファイルは完全に削除する」旨を書き、
検収完了後にメッセージをいただいた場合には「ただいまをもって、ファイルを完全に削除した」旨を書くようにしています。

あとは、依頼詳細に「守秘義務を守れる方」云々という記載があった場合には、応募メッセージにその旨を一言添えます。きちんと依頼詳細を読んでいるアピールにもなりますし、依頼詳細にわざわざ書いている=相手がそこを特に気にしている、ならば安心してもらうことが大切だと思うので。

まとめ:応募・受注時には、相手がいま何を欲しているかを常に考える

ちなみに、受注件数16件でも認定ランサーになれます

参考までに。登録したのが今年の2月26日なので、約半年で認定ランサーになりました。

↑ランクアップの過程はこんな感じです。ブロンズとシルバーは、確か夏頃に新しく設定されたランクだったと思います。

ここまでに受注した仕事は16件。
スタートからの報酬総額が6万ちょっと(11万弱でした。すみません。2018/10/02訂正)
24時間以内の返信率は97%で、1件キャンセルした案件があった(音源が1週間以上もらえず、予定が合わなくなった)ため、プロジェクト完了率が95%
とまあまあな感じでした。
とりあえず、クライアント様を不安にさせない程度の頻度とタイミングで連絡を心がけ、真摯に仕事をしていれば誰でも得られるであろう肩書きです。

参考:認定ランサー認定基準
・メッセージの返信率 : 80%以上
・プロジェクト完了率 : 90%以上
・タスク承認率    : 90%以上
・評価        : 4.8 以上
・報酬額       : 上位20%以内
・プロフィール項目  : 計9項目入力

 

おわり。

★文字起こし会社を含めた、全般的な仕事の探し方記事は→こちら



クラウドソーシング「ランサーズ」

error: コピーお断り、ごめんなさい